暖かな春の日差しに誘われて外に出てみたら、…くしゃみが全然止まらないっ。
今年も花粉症で鼻を取り替えたい私です。しんどい。
気のせいか去年よりたくさん飛んでる気がするんですけどー。外に出るのが辛くて辛くて、宇宙服のヘルメットみたいなの被って生活したいよ。
こんな時期はなるべくおうちで韓ドラ見てよってことで、今日は最近話題のこちらのドラマの感想です。IU&パク・ボゴムの「おつかれさま」の配信も始まったし、2025年も見たいドラマが一気に増えてきた!
作品情報
- 邦題:わたしの完璧な秘書
- 原題:나의 완벽한 비서
- 英題:Love Scout
- 放送:2025年
- 話数:24話(1話約35分)
- 日本国内配信:Leminoプレミアム(2025.3現在)

本作品の配信情報は2025年3月15日時点のものです。配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況についてはLeminoのホームページもしくはアプリをご確認ください。
予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)

総合評価 92点
恋愛ドラマのイメージがないイ・ジュニョクのイケメン秘書役が新鮮!ハン・ジミンも美しいし、同僚たちも魅力的だし、きれいにまとまってる大人の癒し系オフィスロマンスだった。
全体的に満足度高めだとは思うんだけど、刺激を求めがちな私は不完全燃焼だった~。
感想
大人の癒し系ラブロマンス
ふんわりとした温かみのある大人のラブロマンス。
ハン・ジミン&イ・ジュニョクという40代キャスト(見えないけど)で年齢層高めなのも、大人の魅力があってまた良かった~!

敏腕女性CEOの仕事っぷりもカッコ良いし、イケメン秘書は見た目も仕事ぶりもパーフェクトで頼りになるし、目の保養になること間違いなしw
トラブルは起こるけど命に係わるほどじゃないし、登場人物はみーんな良い人ばっかりだしで、ロマンス系の韓ドラでのんびり癒されたい!って時にはオススメのドラマかも。韓ドラあるあるな定番展開もしっかり押さえてます!

注目すべきポイントはやはり、普段あまりロマンスをやらないイ・ジュニョクが恋愛ドラマで主演してることかな!?(過去の恋愛ドラマって、チャン・ドンユンくんと共演した「ラブ♡セラピー A POEM A DAY」くらい?)
イ・ジュニョクが演じるのはシングルファザーのイケメン秘書なんだけど、これがさすがの安定感!惚れ惚れするくらいのイケメンパパなの。大好きな娘とのシーンは微笑ましさいっぱいだし、仕事のシーンでは頭脳から所作までキレキレだし、ここまで欠点のない男性は珍しいかもっていうくらい公私ともにイケメンじゃーん。
CEO役でヒロインを務めるハン・ジミンもやっぱり綺麗。42歳なんてウソでしょ?20代にも見える可愛さで、しかも顔がとにかく小さいのよ。髪型のせいなのか?他のキャストのせいなのか?分からんけど、ドラマ見てる間に「ハン・ジミンって顔小さい」って100回以上呟いたほど。子供の顔と大きさ変わらんし。

助演も良くて、2人の同僚ウ・ジョンフン理事役のキム・ドフン好きだったな。彼、顔も演技もキム・ソノぽいw 「ムービング」の眼鏡っ子ガンフンの人だって後から気が付いてびっくりしたんだけど、40代と絡んでも違和感ないのに、高校生役もできちゃうという26歳…すごいです。

それからソ・ミエ役のイ・サンヒも良かったなあ。元看護士の人よね。毎回違う人かなって思うくらい雰囲気作るの上手いし、演技が超自然でやっぱりイイ。
(そういえばイ・サンヒって「ある春の夜に」でもハン・ジミンのお友達役を演じてたはず(図書館の同僚役)。思えばあのドラマでもハン・ジミンはシングルファザーに恋する役だったな…w)

というわけで、キャストも良かったし、ストーリーも安定してたし、一般的には満足度の高いドラマだと思う~。
私の刺激はどこに???
満足度高いとは書いたけど、実はとってもがっかりした人がここにいるよ~。
覚えておいででしょうか?
…そう、私は韓ドラに、刺激を求めるタイプなんです!!
(癒しなんていらないのよ…もっとドキドキをくれーっ!)
決して悪くはないんだけど、
無難過ぎてガックリきた~(涙)
こんなにふんわり仕上げてくるなんて聞いてない!w

そもそもね、私このドラマの話聞いた時からすっごく楽しみにしてたの。だって秘書と社長のロマンスといえば「キム秘書はいったい、なぜ?」や「真心が届く」、「初対面だけど愛してます」、「社長をスマホから救い出せ」などなど、面白さ保証付きな鉄板ジャンルでしょ。
しかも今回は、「秘書は男性で。社長が女性」っていう性別逆パターンな設定が斬新過ぎて!!
そういえば日本のドラマ「メイちゃんの執事」や「謎解きはディナーのあとで」も面白かったし、コレ、絶対すごく面白いやつじゃん!って勝手に期待値MAX!しかも主演は「この人こんなにイケメンなのになんで助演なんだろう」ってずっと疑問だったイ・ジュニョクでしょ~。
どんだけ笑って泣けるんだろうってウキウキでLeminoに加入したのに……ふたを開けてみれば想像以上に穏やかで定番な脚本…。
あれ…??
コレ、もう絶対置きに行ってるよね?
危険な橋は決して渡らないタイプだわ…w
キャストもファッションもオフィスも景色も綺麗で、ストーリーも悪くはないけど、声を出して笑うほどでもなく、切なくて涙するほどでもなくて…なんだか微妙に心が揺さぶられなくて残念だったよ…(涙)
ウノがジユンの襟をさっと直してくれたりした序盤はウキウキで見てたのに、後半はだんだんテンション下がっていって、最後はなんだか不完全燃焼でした。
私の刺激はどこに~?w


この続きはネタバレありますのでご注意を~
育児時間確保するって言ってたじゃんか
それはそうと、みなさん結構気になったと思うんですけど、ウノさん残業しすぎだよね???
たしか育児時間は確保しますっていう契約だったはずなのに、会社では誰よりも残業してるし、急な飲み会にも行ってるし、なんなら深夜の社長室でイチャついてたりも!?
私の思う「働きながら育児」とはだいぶイメージ違うんですけども~。

子供が小さい頃って残業するどころか、みんなより早く帰らなきゃで申し訳なくて、大事な打ち合わせの日に子供が熱出して休まなきゃだったり、それが自分にうつって熱出ちゃってどうしようとか、ままならないことの連続で。しっかり働きたい気持ちはあっても、まともに力が発揮できないことが、育児と仕事を両立する大変さだと思うんだけど。
ウノの場合は、急な予定変更があっても、夜遅くまで安全な環境で子供を預かってもらえる環境があるの羨ましすぎたし、一方で夜遅くまで長時間預けられちゃう子供のメンタルは大丈夫なのかという疑問も?
でもまあ、みんなで育児を負担し合えるのって、これからの社会が目指す子育ての形でもあるだろうので、ウノのやり方を否定しない方がいいのかなとは思うんだけど。

それでもどうしても気になったのは、ウノの娘ビョルを夜の時間帯に預かってくれてるのって、チョン作家のお母さんなんだよね。で、そのお母さんは、自分の娘とウノが恋愛関係になることを(前半は)望んでたわけじゃん。ウノはそういう相手だから、きっと多少無理してでもビョルを預かってくれてるんだと思うのよね(お金は払ってる様子だったけど)。
世のおばあちゃんたちが孫の子守りでヘロヘロになってるのを見ると、個人で子供を預かるのってほんと大変だと思うのよ。ずっと元気じゃないしさ。そうやって無理してでも預かってくれてる時間に、ウノが違う女性ジユンと会ってるのはちょっと気が引けるかなーって思っちゃったぞ。

かといってシッターさん任せだとビョルが可哀相に映るだろうしなー。これずっと考えてたんだけど、娘の年齢が7歳っていう設定がまずかったのかなー?とか。もっと大きい子か、もっと小さい子か、でもそれはそれで難しいか~。
もっと面白くできた気がする~
演出もちょっと古いというか、なんか微妙にイマドキさを感じなかったかも~。
いくらイケメン40歳でも、通勤カバン斜め掛けして雑踏に紛れるウノは道行く人が振り返るほど目立つかと言われるとちょっと疑問…?育休パワハラ壮絶すぎて労基案件だし、高いヒールでパンツスーツ着てる時のスニーカーって嬉しいような嬉しくないような感じで(裾引き摺るんだよ…)、なんでか私にはちょいちょい引っ掛かった。
命の恩人が恋人のお父さんていうのも、この設定何回目的なマンネリ感が拭えないし、しかもその事実を告げたウノに「言わないでくれればよかったのに」と言い放つジユンに更にびっくりよ。遊び相手なら内緒のままでもいいかもしれないけど、本気で付き合うなら過去を明かされない方が嫌じゃないかなあ。思ったよりドライな関係?

とまあそんなわけで、全体的には満足度高いドラマだとは思うんだけど、そんなに盛り上がることもなく、ちょいちょい引っ掛かったりで、私が見たかったドラマではなかったかも~(辛口感想でごめんなさい)。
男性秘書という私の中での神設定で、キャストだって良かったのに、正直この状況を活かしきれていない気がちょっとしたかな。私にはもっと面白くできた気がしちゃったの。

さてさて、このドラマでさらにファンが増えた気がするイ・ジュニョク。
次回作は、シン・ヘソンと共演する「レディドゥア」での刑事役みたいだよ。私の大好きな「人間レッスン」や「マイネーム:偽りと復讐」のキム・ジンミン監督のドラマなので期待してまーす!
OST
OSTも落ち着いた大人の雰囲気たっぷり。
全体的に似た感じの曲が多いので、一気に紹介してみまーす。
まずは韓国系カナダ人Paul Blancoの歌うOP曲の「Test me」。
続いてシンガーソングライターのMRCH(マチ)が歌う「More and More」。
そしてhikoの「Run to You」。
ラストはSam Kimの「Like a Moonlight」です。

ウノのスマホに貼ってあったポケモンシール。あのポケモンなんだっけ?って気になったのでポケGO好きな友人に聞いたところ、あれはフシギダネとヒトカゲだそうです。すっきりw


