ヒョンシクの新作ドラマ「宝島」の邦題が「埋もれた心」になっててびっくりだよ。宝はどこへ?埋もれたのかよーっ。
実は珍しくオンタイムで配信を見てたんだけど、もう第1話からヒョンシクがカッコ良すぎて、なんか胸が…謎に痛いっw(年かな…) フォトメモリー能力者役は2度目な気がするけど、うっすら感じる青臭いキャラがまたイイのよ~って、夢うつつで見てたら、1話のラストで外れた顎が戻らないレベルの衝撃!このドラマは面白い予感だよ。配信終了は4/12だけど、待ちきれない!
でもその前に、今日はアン・ボヒョンのドラマの感想です。しばらく続いていたディズニープラスのドラマの感想は一旦ここまでかな。3月は他に見たいドラマがあるんだー。
作品情報
- 邦題:財閥 x 刑事
- 原題:재벌X형사
- 英題:Flex X Cop
- 放送:2024年
- 話数:16話(1話約65分)
- 日本国内配信:Disney+(2025.2現在)

予告編
あらすじ
評価(momoruruが勝手に採点♪)

総合評価 94点
財閥三世がある事情から刑事になっちゃって、型破りな捜査を繰り広げるという「富豪刑事」みたいなストーリー!
そこからの展開も見どころがしっかりあって面白く、ストーリーも分かりやすくて、完成度の高いオススメなドラマだよ。
アン・ボヒョンの演じる財閥3世はかなりのハマリ役だと思うw
感想
きっと誰もが楽しめる分かりやすいストーリー
いや、アン・ボヒョンめっちゃイイわ~!
(去年ホラン千秋ちゃんがテレビでアン・ボヒョンに絶叫してた気持ちが今になって分かったw)
「軍検事ドーベルマン」の軍服を着た検事役もかなりのハマり役だと思ったけど、こっちの方が更に似合う気がする~!
財閥3世の刑事役ってことで、序盤の設定がかなり派手なんだけど、ボヒョンのギラギラのリーゼントヘアやビジュアルが設定に負けてないし、得意なアクションもしっかりあって面白い!ヤンチャで生意気な男なんだけど、なんだか憎めなくて、なんならちょっとカワイイ!?っていうこの役はアン・ボヒョンにぴったりだったね。

主演のハマリ度もピカイチだったけど、このドラマはストーリーの安定感も半端ない!
まず、財閥3世の世間知らずなお坊ちゃんイスが刑事になっちゃう序盤の展開では、たっぷりとお金を使って、前代未聞のファンタジックな捜査方法でアッと言わせてくるし、続く中盤では、徐々に警察の強力1班のメンバーとして認められていくイスや仲間たちの人間性もしっかりと見せてる。さらに終盤へ行くと、ずっとひっかかってた過去の冤罪事件に迫っていくし、最後にはイスの母の死をめぐる事件を紐解くという…まさにドラマの教科書のような鮮やかな展開~。

一つの流れに飽きそうになる前に話が変わっていくし、それぞれ見どころがあって、これが16話にぴったりサイズ。結構完璧な時間の使い方をしてる気がする。
基本的には手堅い鉄板系ストーリーではあるものの、この予定調和さえも安心して見られる要素になっているし、全体の完成度も高め。犯罪が絡む刑事ものだけに人間の闇を扱ってはいるけど、暗すぎない展開も好印象で、見る人を選ばない分かりやすいドラマだと思う。
最終話の放送前にして、シーズン2の制作が決まってたというのも納得の楽しさだった。

アン・ボヒョンのコメディおもろいww
実は私、「ユミの細胞たち」でアン・ボヒョンを知ったので、最初はアン・ボヒョンに可愛いイメージはなかったんだよね~。でーっかくて長髪のウンのイメージが強すぎたし、なにより体が出来上がり過ぎてるので(元アマチュアボクサーです!)、韓国俳優がよく例えられる大型犬ジャンル規格に入れるには、どう考えてもデカすぎる気がしてw 狼とか虎とか、そっち方面じゃないの?って思ってたw
でもこのドラマ見て、完全に考えが変わったわ。
大型犬ジャンル、余裕で入ります!だって可愛いかったんだもんw
ボヒョンのあの独特な喋り方も含めて、「そうか、あれは財閥御曹司の喋り方だったんだ」って妙に納得しちゃうほど役とのシンクロ率高かった。考えてみれば彼もまた「財閥家の末息子」なわけなんだけど、あちらのソン・ジュンギ先輩とは全く違う路線で、ドラ息子みたいなの面白かった~。
てゆうかこのドラマを見てて思ったんだけど、アン・ボヒョンって若干パク・ソジュン化してきてない?(「梨泰院クラス」関係してる?)。コメディぽい演技をするときの雰囲気が似てる気がするんだけど。ガスマスクしてて声が小さいのとか笑ったし。パク・ソジュン(私の中の笑いの神)に似てきたってことは、これは間違いなくコメディ演技で大成するわw

というかボヒョン氏、私の中での親近感がめっちゃ高くって。
YouTubeとか見てても、え、ボヒョンさんそこと絡むんですか?みたいな人たちと絡んでたりするし、1800ccのバイクで(しかもBMW~)友達とツーリングしてたり、第一線で活躍する俳優さんなのに全くお高くとまってない感じあって好き~。
(でもジスとの熱愛報道の件は、あまりのスピード感にずっこけたけど…なんだったんだ~!)
夜道にもビビっちゃう肝っ玉の小さい私の勝手な思い込みではあるんだけど、あんだけデカくて強靭な体を持つ人間だからこその余裕というか、懐の深さを感じるのよ。ちょっとしたことでは動じなさそうなところがまた素敵。
しかも脱いだら凄い体してるんだよね~。同じく脱いだら凄いんです系俳優ウ・ドファンとかよりも、なんとなくナチュラルで好きかも。ジムで鍛えた体っていうより、スポーツで鍛えた感じがするからかな~?
ガンヒョンとイスの関係はシーズン2に期待w
個人的にはチーム長ガンヒョンを演じてたパク・ジヒョンがめっちゃ良かった。

てゆうか、最初は私「この女優さん誰?」って思ったほど、パク・ジヒョンに見えなかったんだよね。
ほぼノーメイクだし、ずっと眉間にしわ寄せて渋い顔してるし、髪もぼさぼさだし、ここまでストイックな演技する人だとは思わなくてびっくりしちゃったんですけど。だってまだ30歳なのにあの貫禄よ。部下役のアン・ボヒョンより、実は6歳も年下なのによ?
「ウンジュの部屋」「ブラームスは好きですか?」「ユミの細胞たち」「時速493キロの恋」「財閥家の末息子」と出演していて、謎に嫌な女役が多いんだけど、演技派路線の人なんだな~と納得。「ユミの細胞たち」でアン・ボヒョンとがっつり共演してたのに(セイだよー!!)、ジヒョンのキャラが違い過ぎて2人の絡みにはあんまり既視感なかったかも。

シーズン2でもパク・ジヒョンが続投してくれるといいなー。
次作はちょっとくらいロマンスもあるといいんだけど…w

この続きはネタバレありますのでご注意を~
お兄ちゃんだけは良い人でいて欲しい…!
イスのお兄ちゃんがね、序盤からめちゃくちゃ良い人だったじゃん。
だから私「うわあ。このお兄ちゃん優しいなあ。こんな人に裏切られたら立ち直れないから、どうか最後までいい人でいて!」って願いながら見てたんだけど…

まさかお母さんまで手にかけていたとは。もー。最悪~。
ひとつ前に見てたドラマ「レッド・スワン」同様に、財閥一家のゆがんだ家族関係のせいで、子供が犯罪を犯してしまうという悲しい結末だったなあ。でもお兄ちゃん、あれだけイスに優しかったんだから、少しはイスのことを想う気持ちもあったんだよね?お父さんの死後もイスを排除するわけじゃなく、一緒に会社を支えて欲しそうだったし。せめてイスのことを憎んでたわけじゃないと思いたいなあ。
最終的には母だけでなく父も失い、信頼していた義理の兄とも決別し、天涯孤独になってしまうイス。だけどエンディングではちゃんと自分の居場所を見つけたぞ、っていう救いのあるストーリーでホッとしたところで視聴完了。

事件解決が催眠療法頼みでリアリティに欠けたのが唯一の残念ポイントだったのと、アッと言わされるような演出はなかったけど、主演陣のキャラ分けもしっかりされてたし、超有能執事なおじさんやガンヒョン両親などのサブキャラも良かったし、カメオも豪華で(チェ・テジュンの嫌な奴役はなんだか強烈w)、トータルで満足感のある視聴だったよ。
ちなみに脚本は私の大好きなドラマ「マイネーム:偽りと復讐」のキム・バダ氏。ぜーんぜんタイプの違うドラマだけど、やっぱり面白いわ。シーズン2も楽しみ!
OST
ノリノリな音楽で突き進んでいくこのドラマ。OSTも「軍検事ドーベルマン」に似てる気がちょっとするけど、アン・ボヒョンにはこういう音楽の方が似合うのかもしれない!?
まずはこのインスト曲から。財閥刑事が来るぞーって感じがイイねw
「Flex x Cop」
続いてはボーイズバンドLUCY の「Hey!」。やっぱりこのノリですよw
もちろんバラードもありまーす。대성 (デソン。BIGBANGのD-LITE)の歌う「추억들로(Our Memories)」。


「生まれ変わってもよろしく」でもアン・ボヒョンの子役を演じてたチョン・ヒョンジョン君が、イスの子役(大きい子の方)で出てたんだけど…めっちゃ大きくなってた~!よそんちの子は大きくなるの早い!w





