元自衛官が定年退職後の再就職に失敗。さてこれからどうしましょう?笑

雑談

 

 

 

皆さん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!

のりぶーです。

今回は韓国全く関係ないお話です。笑

 

タイトルにもあるとおり…

定年退職後に選んだ再就職先、辞めちゃいました〜〜!笑

 

 

まず、自己紹介から。

 

私は今年(2025年)の5月まで自衛官をしていました。

自衛官の定年年齢は階級によって異なり、55歳から58歳に設定されています。

私の階級だと56歳が定年で、誕生日=定年退官日となりました。

 

 

自衛官の定年は早いけど、支援制度もある!

 

自衛隊を定年退職すると、「さて、これからどうしよう…」と不安になりますよね。

でも実は、自衛官には再就職をサポートしてくれる制度がしっかり整っています。

 

全国にある「地方協力本部(地本)」には援護課という部署があって、

そこから「地域援護センター」や「援護室(駐屯地など)」を通じて、

退職予定者に向けて就職相談・求人案内・合同説明会・セミナーなどを行ってくれます。

 

さらに、防衛省とは別に「自衛隊援護協会」という公益法人があって、

実際の**職業紹介(求人とのマッチング)**もしてくれます。

この協会は、厚生労働省の許可を受けた“無料職業紹介所”でもあるんですよ。

 

 

札幌で働きたかったけど…

 

私は北海道の西海岸の小さな港町に住んでいましたが、

再就職はどうしても札幌でしたかったので、

札幌の援護センターにお願いすることにしました。

 

ただ、問題は距離です。

札幌までは車で片道3時間近くかかります。

そんなに頻繁に通えるわけもなく、

企業研究や職場見学をじっくりやる時間も取れず…

 

結果、条件だけを見て「給料の良いところにしよう」と決めてしまいました。

 

 

固定残業60時間込み?なにそれ…

 

就職先はダンプの運転の仕事

求人票には「勤務時間:8時〜17時」と書いてありました。

 

でも、それは「現場での作業時間」であって、

現場までの移動時間は含まれていないんですよね…。

 

現場が遠いと、朝は4時や5時に出発することもあるし、

帰りも2〜3時間かかる。

つまり、実質の拘束時間は1日14〜15時間なんて日もザラにありました。

 

しかもずっと運転席。立つこともできず、腰もお尻もガタガタ。

毎日が疲れ果てて寝るだけの生活。

 

「固定残業60時間込み」って言葉も、よくわかってなかった。

60時間までは残業代が出ないってことなんですよね…。

 

 

世間知らずな自衛官あるある

 

思えば、民間で働いたことがなかったんです。

自衛官としての常識しか知らなかったから、

民間の労働条件や空気感に、まったくついていけなかった。

 

どんな働き方が普通で、どれくらいが“キツい”のか。

比べる基準もなかったし、疲れと疑問だけがたまっていきました。

 

 

なんのために働いているのかわからなくなってきた

 

毎日、朝早くから夜遅くまで働いて、

帰ってきたらもうクタクタで寝るだけ。

 

趣味もできない。やりたいこともできない。

 

「俺、なんのために働いてるんだろう?」

 

ふと、そんな気持ちが湧いてきました。

 

 

スピリチュアル系のオーディオブックにハマる

 

そんな時に聴き始めたのが、スピリチュアル系のオーディオブック

「変化の兆しには蝶が現れる」

「ゾロ目の数字を見るのは宇宙からのサイン」

 

…正直、最初は半信半疑だったんですが、

やたらと蝶を見かけるようになったり、

車のナンバーでゾロ目をよく見るようになったり…。

 

「これはもう宇宙が変われって言ってる!」と勝手に解釈して(笑)

 

 

そして…突然の退職宣言

 

ある日、整備のために会社に行ったら、たまたま上司がいたんです。

その瞬間、なぜかスイッチが入って、

 

「今月いっぱいで辞めたいです」

 

って、ほとんど無意識で言ってしまいました。

 

 

自分でもびっくり。でもスッキリ。

 

母や娘には「辞めようかな〜」とボヤいていたことはありましたが、

こんなにスパッと言うとは、自分でも思ってなかったです。

 

でも、言ったあとは不思議なくらい心が軽くて、スッキリしていました。

 

ただし──

辞めたあとのことは、まったく考えていませんでした(笑)

 

 

キャリアブレイクって、知ってますか?

 

最近、「キャリアブレイク」という言葉を知りました。

 

人生の後半戦をより良くするための、前向きな“休憩期間”。

 

なんて素敵な考え方!

 

「勢いで再就職してみたけど、やっぱり自分に合ってなかった」

それって、むしろ気づけてよかったことなんじゃないかと。

 

これからは、ちゃんと自分と向き合って、

やりたいこと・できること・興味あることを、ゆっくり考えていこうと思います。

 

 

ありがたい制度に助けられた

 

ありがたいことに、自衛官には退職金がありますし、

定年が早い分、若年給付金という制度もあります。

 

今すぐ働かなくても、しばらくは生活に困らないだけの余裕はあります。

 

ほんと、お金って大事。時間の余裕も、心の余裕も。

 

ありがとう、自衛隊

現役時代は「もう辞めたい」って何度も思ったけど、

今こうして思うのは──

 

自衛官でよかったなぁ」

 

ごめんね。ありがとう。

 

 

これからのこと

 

というわけで、今後はこのブログやYouTubeで、

自衛官の定年後のリアルな体験や、

再就職での失敗談、

そして「キャリアブレイク中に見えてきたこと」などを発信していきたいと思っています。

 

同じように悩んでいる方のヒントやきっかけになれば嬉しいです。

 

今後ともよろしくお願いします!

 


 

 

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