韓国ドラマ『今日もあなたに太陽を〜精神科ナースのダイアリー〜』あらすじ、感想(ネタバレあり)|パク・ボヨンが描く心の再生物語

イジョンウン

満足度★★★★4

放送年:2023年

全12話

配信:Netflix独占

脚本家:イ・ナムギュ/オ・ボヒョン/キム・タヒ

原作:イ・ハラ

オススメポイント

精神科病棟に配属された看護師、主人公のチョン・ダウン(パク・ボヨン)が、患者たちとの関わりを通じて、看護師としてだけではなく、一人の人間として成長していく様を丁寧に描いたヒューマンドラマ

このドラマは、双極性障害、うつ病、パニック障害など、さまざまな精神疾患を抱える患者たちの姿をリアルに描き、患者一人ひとりの背景や心情に寄り添いながら、彼らが抱える苦しみや葛藤をうまく表現している

その分、かなり重いテーマになるので、視聴者はメンタルがしっかりしている時に見ることをオススメします

簡単なあらすじ

看護師3年目のチョン・ダウンは、内科から精神科への移動を決意する。新しい環境での勤務は想像以上に過酷で、彼女は戸惑いながらも患者たちと向き合っていく。双極性障害やパニック障害など、さまざまな心の病を抱える患者たちとの関わりを通じてダウンは看護師として、一人の人間としても成長していく。

主な登場人物

チョン・ダウン(演:パク・ボヨン)

出典:Netflix公式Xより

ミョンシン大学病院精神科勤務

内科から精神科に移動した看護師

トン・ゴユン(演:ヨン・ウジン)

出典:Netflix公式Xより

ミョンシン大医学病院肛門科の医師

ダウンと会って一目惚れする

ソン・ユチャン(演:チャン・ドンユン)

出典:Netflix公式Xより

実家のチキン屋を手伝うダウンの幼馴染

パニック障害を患っている

ソン・ヒョシン(演:イ・ジョンウン)

出典:Netflix公式Xより

ミョンシン大学病院精神科・看護師長

部下思いの人格者

注意!私的ネタバレあり感想

精神疾患について理解を求めるドラマ

正直、「統合失調症です」と言われたら、警戒してしまう気持ちはわからないでもない

それは、その病気につて、よく知らないから怖いのだと思う

なかなか勉強する機会もないし、深く理解するのは大変だと思う

私は、家族にうつ病の人がいるから、少しは理解がある方だと思っていたけど、まだまだだったね

重度のうつ病になってしまったダウンに対してやってはいけないことに私も心当たりがあったから

「考えすぎじゃない?」と言ってしまったり、「気分転換に外に行こう」とか「寝てばかりいないで、ご飯食べたら?」とか、何も知らない時は言ってた!言ってた!

今考えたらゾッとするよね、無知は怖い

だからこのドラマは、本当に勉強になった!見て良かった

うつ病の看護師

今回1番気になったエピソードは、うつ病から復帰したダウンのお話

保護病棟に入院していたと噂になって、患者の家族から病院を辞めろと問い詰められる話ね

私も、大事な家族のことだから、「大丈夫かな?」と一瞬思う…きっと

でもさ、冷静に考えたら、精神科のエキスパートがめっちゃいるその病院で問題がないって判断されたから働いているのだから大丈夫だと気づくと思う

病院の医師や看護師ってもっと信用してもいい

あと、抗議すればするほど、精神疾患である自分の家族に、「社会復帰はできない」と呪いをかけていることにいつ気づくのだろうと思ってハラハラ・イライラして見ていた

女子高生のお母さんが「精神疾患があるのに社会生活をするなんて」と言った時、自分の娘は社会復帰を目指して一生懸命に治療してるんじゃないの?矛盾に気づいてよ〜と、なぜか悔しかった

でもさすがは師長がビシッと言ってくれた!素晴らしい⇩⇩⇩

「自分の家族が言われると辛いですか?」

「皆さんが言った言葉を患者は退院後に浴びせられるんです」

こんなに明確で、論理的なセリフなのに、それでも理解できてない家族がまだ病院前でプラカード持って抗議していたのは悲しい気持ちになった

女子高生のお母さんはきちんと気づいてダウンに感謝していた

そーだよ、ある意味ダウンは、患者さんたちの「希望」なのだから

ロマンスについて

出典:Netflix公式Xより

まず言いたい!ヨン・ウジン演じるゴユンのキャラクター設定がめちゃくちゃ残念だった!!(これは私の好みの問題だけど)

途中からいいエピソード出てくるよね?大丈夫だよね?と思って見ていたけど、「全く好きになれねえ」と嘆いて見てた笑(大好きなヨンウジンにこんな役させないでよ〜と思っちゃった)

ダウンのために色々してあげるんだけど、それもなんだか裏に下心を感じてしまって胸キュンしなかった(院長にかけ合ったりとか、抗議している家族に殴られたりとか)

単純に私が空気を読まずグイグイくる人が嫌いなだけで、悪い人ではない

私は、ガッツリ幼馴染のユチャン派だったので、最後告白もさせてもらえなくて…とちょっと泣いたよ

ロマンスメインのドラマではなかったし、ダウンが病み上がりだったから、この際どちらとも結ばれないで、三角関係は続く…「皆さんのご想像にお任せします」でも良かった(マクロスF的な感じ)

あと、無事結ばれた、サブカップルのヨファン先生とドゥルレ

やっぱり韓国ドラマはカップルを1年ぐらい離れ離れにしないと気が済まないのかな?笑

ヨファン先生が、長期休みをとってドゥルレの船に客として乗ったらいいのに笑

今回好きだった人

ユン・マンチョン(演:チョン・ペス)

(精神科のお助けマン)

出典:Netflix公式Xより

ユンさんがよく言っていたこの言葉が大好きだった

「全ての道は私に通じます」

この言葉聞くたびになんだか涙が出たよ…すごく安心する

こんな優しくて、強くて、人の痛みに敏感な素晴らしい人…他にいますかね?いたら紹介して欲しいです

最後に

すごーく面白かった!

ただ、会社勤めで自律神経がやられていた時に見たら、引きずられて堕ちていたかもしれない笑

精神疾患とは、「誰にでも起こり得る」「人ごとではない」と改めて実感させられました

看護師チーム好きすぎた!この写真大好き!⇩⇩

出典:Netflix公式Xより
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