イム・ジヨン × チュ・ヨンウ 主演、最終話でJTBC土日ドラマ最高視聴率13.6% を記録したフュージョン時代劇 偽りと真実の法廷ロマンス
出典 「オク氏夫人伝」 JTBC
演出 チン・ヒョク 「主君の太陽」「ドクター異邦人」「青い海の伝説」「シーシュポス: The Myth」
脚本 パク・ジスク 「アンクル」「私の人生の春の日」
オク氏夫人伝〜偽りの身分 真実の人生 (全16話)
★★★★★★☆ 星6つ
韓国放送 2024年11月〜2025年1月 JTBC
韓国語表記 옥씨부인전
英語表記 The Tale of Lady Ok
視聴方法 U-NEXT

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序盤のネタバレあり、それ以降なし
あらすじ
奴婢のクドク(イム・ジヨン)は残酷な主人から逃れようと 日々こつこつと銭を貯めていた。そんな中、両班の青年ソン・ソイン(チュ・ヨンウ)が賢いクドクと出会い好意をよせる。
ある日、主人から逃げだしたクドクは、心やさしいお嬢さま オク・テヨン(ソン・ナウン/A Pink)と運命的な出会いを果たす。しかし、ある出来事をきっかけにクドクがオク・テヨンの人生を生きることになり…。
聡明で機転のきくクドクは、なりすましの才能がありすぎて数奇な運命をたどっていく。
(2025.そら豆)
感想
素敵なドラマでした〜🙌3日間で完走🏃♀️
ジャンルは私が一番好きな ラブコメフュージョン時代劇、ある事情で両班に“なりすます”ことになった女性の人生。
冒頭から捕縛された主人公が登場し、なぜこんなことに?と、その後どうなる?までを丁寧にドラマ化。
“なりすまし”というと人聞きが悪いけど入れ替わりドラマです(同じじゃないか)。
結構笑えるから中盤まではラブコメ、最後まで観るとロマンスかな。
致命的な秘密を持つクドク、IQが高く『人の役に立ちたい』という信念もある 身分は低いのにスペックは高い人物で、彼女が凡人ならこうはならなかったという展開。
そのキャラがちょっと「オクニョ 運命の女」と似てる。実力成り上がりものは面白いよねー。
ただ、今作の評価を上げたのは チュ・ヨンウ だと思う。
華麗な演舞に私は心打たれに打たれ、美しい〜と悲鳴を上げ、激アツ胸アツの存在感にタマシイを吸い取られるほど 彼にハマった。韓服が似合いすぎじゃない?
Give me more チュ・ヨンウをもっとくれ。
そもそもU-NEXTに加入し むさぼるように今作を観たのは「トラウマコード」から チュ・ヨンウに激落ちしたから。
彼が演じたのは、似ているけどキャラクターが違う 捨て身の一人二役。どちらも両班の衣装なのに、目つきでどちらか分かるほど うまく別人を演じました。
ステージと衣装があまりにも美しくてリピしたわ、ダンスも上手い!お見事でした。
外知部ウェジブ(弁護士) が「民は法の元に平等!」と唱える逆転劇など勧善懲悪、韓ドラの時代劇はこうでなくっちゃ!と思える凝ったストーリーも面白かったです。
県監ヒョンガムとは?
今作は県監がたくさん出てきます。
県監ってなんなのさ?と調べました。
県監(ヒョンガム)は、 朝鮮王朝の官職。従六品官で県の長である。
日本でいう県知事みたいなもの?と調べたら 県監は「小さい県の地方官」でさほど官位は高くはなく、町長くらいの感覚。
だから小者ばかりだったのね。
ソン・ユンギョムの父親は人徳のある県監でした。
廬会ロカイとは?
清から祖母へのお土産だった廬会ロカイがアロエのことでびっくり。朝鮮時代からキズの万能薬だったのか。
OST
美しいメロディの数々。物語と美歌声が相まって感動をよびました。
こちらの動画は歌手ウィンターのみ出演、ドラマ映像は流れません。
「HUNJUNG YEONSUH(憲政書)」 🎤WINTER(ウィンター) /aespa(エスパのメインボーカル、サブラッパー)
www.youtube.com 윈터(WINTER) - 헌정연서 (옥씨부인전 OST) [Special Clip]
人物紹介映像
瑞々しい青葉に きらめく韓服、人物がきわだつクリアな映像美に時おりハッとしました。
www.youtube.com [4차 티저] 양반이 아닌 노비를 사랑합니다 | 〈옥씨부인전〉 11/30(토) 밤 10시 30분 첫 방송!
キャスト
※青が演じた役者で年齢はドラマ公開当時
ネタバレあり
主要キャスト
クドク→偽オク・テヨン
奴婢、、清水チョンス県の外知部ウェジブ(弁護士)
イム・ジヨン 年齢34歳、身長166㎝
微動だにせず凛とした低音で発する声、本当の外知部に見えた!時代劇のヒロインを演じきって女優としての株を上げましたね。
「出演作品 「上流社会」「吹けよ、ミプン」,「ウェルカム2ライフ」,「君のハートに魔法をかけろ」,「ペーパー・ハウス・コリア」「ザ・グローリー」/映画「情愛中毒」「背徳の王宮」
出典出典 「オク氏夫人伝」 JTBC 現場画像
ソン・ソイン ↙︎ ⇨チョン・スンフィ
両班の庶子で長男、お嬢様の婚約者→一座ユダムペ団長で伝奇叟チョンギス
ソン・ユンギョム ↘︎
清水県監の息子
チュ・ヨンウ 年齢25歳、身長186㎝
一人二役を難なくこなす。高い演技力と抜群のスタイル、クセのない端正な顔に貫禄・オーラがある。今後、スター俳優になるのは間違いない(もうなってるか)。両親がモデル(父は元トップモデルのチュ・スンイル)のサラブレッド。
出演作品 「You make me Dance」「警察授業」「トキメク君との未来図」「田舎街ダイアリーズ」「オアシス」「トラウマコード」
出典出典 「オク氏夫人伝」 JTBC
ソン・ドギョム
ソン・ユンギョムの弟
子役・イ・ギョンフン→キム・ジェウォン 年齢24歳、身長186㎝
子役と顔がちがうけど違和感なかったー。イケメンだよね、彼も次世代スターかな。
出演作品 「私たちのブルース」「キング・ザ・ランド」「ヒエラルキー」「トラウマコード」
チャ・ミリョン(ヨンウ/MOMOLAND 28歳169㎝)・・・外知部ウェジブ手伝い
出典 「オク氏夫人伝」 JTBC
両班 オク家 の関係者
オク・テヨン ↙︎ (ソン・ナウン/A Pink)・・・本物
ハン氏夫人(キム・ミスク)・・・テヨンの祖母
オク・ピルスン(ソン・ヨンギュ)・・・テヨンの父
オク・チャニョン・・・テヨンの兄
ソン・ギュジン(ソン・ドンイル)・・・県監でソン・ユンギョム&ドギョムの父
マクシム ↘︎ (キム・ジェファ)・・・おばさん奴婢
ペギ(ユン・ソア)・・・テヨンの従者、マクシムの娘 かわいい
トッキ ↘︎ (オ・デファン)・・・マクシムが好き、奴婢
クットン ↘︎ (ホン・ジンギ)・・・ 青年奴婢
その他 キャスト
セトン→マンソク ↘︎↘︎ (イ・ジェウォン)・・・ソン・ユンギョム→チョン・スンフィの従者 和む演技にニッコリ☺️
出典 「オク氏夫人伝」 JTBC / 現場画像と人物相関図
⭕️留郷所ユヒャンソ 婦人会一家、↑画像説明
①キム夫人 ②ホン夫人 ③ソン夫人
①イ・チョンイル ②チャ・チュンシク ③ペク・ナムギ
①イ・ドクフン ②チャ・ソンヒ ③ペク・トヴァン
キム・ナクス ↙︎ (イ・ソファン)・・・クドクの主人
キム・ソヘ ↓(チェ・ダヘ 33歳)・・・クドクの主人の娘
パク・ジュンギ↘︎ (チェ・ジョンウ)・・・戸曹判書、兵曹判書→左議政の配下
チ・ドンチュン↘︎ (シン・スンファン)・・・明珠商団の行主、パク・ジュンギの配下
ユン・ヘガン↘︎ (ソ・スヒ)・・・愛心エシム閣の楽師
出典 「オク氏夫人伝」 JTBC 人物紹介
キャストの感想
こう見ると登場人物が多いですね。
ヒゲの官僚が似ていて覚えにくい💦
全キャストが魂を込めて演じ、特別なケミストリーが生まれていました。
両班ソン・ソイン(演・チュ・ヨンウ)と従者マンソク(演・イ・ジェウォン)のコンビネーションが抜群で、この2人 本当に旧知の仲?と思えるほど。セリフの掛け合いが笑えて、辛いシーンでも ほっこりさせてくれる。双方の演技力のなせる技。
悪お嬢ソヘ役チェ・ダヘの表情が豊かで(顔芸)、何をしでかすかわからず盛り上げてくれます。
そして、どんな場所でも自らを高めていくヒロインをイム・ジヨンが魅力的に演じてくれました。私はもう少し表情豊かな女優が好きだけど。
おばさん奴婢マクシム最高!
最後に
時に切なく、時に楽しく。
現代の言葉を朝鮮語にしてみたり、男装がすぐ見破られたり🤭 チュヨンウのダイナミックな舞台も新古折衷で。今までの時代劇にはなかった新しい要素が目をひきました。
斬って血まみれなどのエグいシーンを見せない配慮があり、最近のドラマの傾向かな。残酷なシーンが昔の時代劇よりはマイルドでありがたい🙏 ※少々拷問シーンあり
長たるもの「民を恐れ 民を気にかけ 民を愛すべき」というフレーズで、現代の日本や韓国で盛り上がっているデモ(直訴)が頭に浮かびました。悪代官は国や時代に関係なくどこでもいる。
セリフ「私は最高だ 私は立派だ」
一度しかない人生をどう生きるのかは自分次第ってことね。
王様が出てこなくて地方の話だけ。チョ・ヨンウと従者マンソクのお陰でサクサク視聴できたけど。中盤、少し長く感じました。
途中寝落ち1回☝️
★6 最高に面白かった✨
途中で「ポッサム ~愛と運命を盗んだ男」を思い出したり、現代の問題をストーリーに練り込んである工夫が楽しかった♪
最近こんな時代劇がなかったから、面白かったです。
参考文献
namu.wiki/w/옥씨부인전
namu.wiki/w/옥씨부인전/등장인물
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