イ・セヨン × 坂口健太郎 W主演 日韓を舞台に普遍の愛を まったりと描いた 純愛ロマンス 出会いと恋愛、別れと再会 ひとの心の移りかわり・・・
出典 「愛のあとにくるもの」 ©️Coupang Play
演出 ムン・ヒョンソン 映画 「王様の事件手帖」「ハナ〜奇跡の46日間」「ソウル・バイブス(ソウル大作戦)」
脚本 チョン・ヘシム、ムン・ヒョンソン
原作 「愛のあとにくるもの」 辻 仁成 著 & 「愛のあとにくるもの~ホンの記憶~」コン・ジヨン著(コラボ作品)/ 幻冬舎.2009年
愛のあとにくるもの (全6話)
★★★★☆☆☆ 星4つ
日韓配信 2024年9月27日〜10月25日 Coupang Play
韓国語表記 사랑 후에 오는 것들
英語表記 What Comes After Love
視聴方法 Amazonプライムビデオ
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1話目のネタバレあり それ以降なし
あらすじ
日本で出会った日韓の男女が 強く惹かれあい恋に落ちた。
韓国人留学生 チェ・ホン(イ・セヨン) と
文学科の苦学生 青木潤吾(坂口健太郎)、
愛し合う2人にも、いつしか心に溝が。
変わらない愛はない と知ったホンは潤吾と別れて帰国する。
仕事に打ちこみ 5年後、韓国で潤吾と再会。彼もホンを忘れていなかったと知るが、ホンにはすでに別の男性がそばにいて…。
(2024.そら豆)
感想 期待ほど 面白くなかった
恋愛シーンは 桜さく春🇯🇵
別れて5年後は 小雪 舞う冬🇰🇷
現在と過去が交錯し、日韓カップルの本心と 別れた理由を ひもといていく。季節&心情連動型のスローテンポな美しいロマンス💖
やはり 私には合わなかったです(ミアネ🙏)
感性ロマンスは苦手ジャンル。
イ・セヨンはじめ 映像美にはうっとりしますが、特別ドラマチックな話ではなく。淡々とチェホン(演-イ・セヨン) × 青木潤吾(演ー坂口健太郎)がすれちがった理由を見ていくだけ。
冒頭から「変わらない愛があると信じますか?」と問題をなげかけ、繊細な日本の文学青年が 回想しながらその答えをさがす(からセリフが詩人)。
5年間も未練をかかえてホンに会いに行かなかった潤吾は日本人らしい。「迷惑かな?負担になりたくないよ(嫌われたくないし)」と尻込みする心理、それは分かる。しかし偶然会ったからってリトライ…する?
ところで、付き合う前 ゲーセンで潤吾がなけなしの1,000円札をくずしてホンにあげたシーン。直後、彼が一人で3,000円分くらい使ってて。なんや金持ちかーと思ったわ。父親は別に貧しくないもんね。(感性ゼロ豆)
男はだまって仕事する(昭和男子か)。言葉にださないけど 大変なボクを理解してくれっ てやつ (できるかーい!)
それが愛だと思っているシャイな日本人(潤吾)を、ストレートな韓国人(ホン)が 理解するのは難易度 高いよ〜。
恋愛中に孤独だった女性、別れてから孤独だった男性。
走るシーンひとつとっても、ホンが独走してるし。これも、相手を待てない女と、歩調を合わせる気(思いやり)がない男の比喩表現でしたね。
好きな人から目をそらさず よく見て 心を合わせ並走する。その難しさがテーマだったと思います。人の心が離れるのは 無関心ってことか。
私も今作を視聴していて、過去と現在の映像が交互に映ると『はっ!この人さっきと服装が違う???』と 意味がわからなくなって戻したり(無関心 アンデ🙅♀️)。
過去と現在が春夏と冬で 服装がちがうところが、ほんとよかったです。
原作者 辻 仁成 とは
ドラマの原作小説の辻 仁成(ツジジンセイ)作家がすごい、いろんな意味で多才で天才。彼の人生のほうがドラマのストーリーより面白かった。
辻 仁成の主な経歴
- 成城大学経済学部 中退
- 1985年 「ECHOES エコーズ」のボーカリストでデビュー(ミュージシャン)
- 1989年 「ピアニシモ」で すばる文学賞、作家デビュー
- 1995年 南果歩と結婚(息子1人)→離婚
- 1997年 「海峡の光」芥川賞受賞
- 2002年 中山美穂と結婚(息子1人)→離婚
- 2018年 息子とYouTuberデビュー
- 2024年 絵画の個展をひらく
辻作家の中に何人分もの才能が集中して 収拾がつかない感じ?
他にも 作詞作曲、映画監督、ラジオ、自作料理のディナーショー、フランスの親善大使、イラストレイター などなど。とても一人の人生とは思えない。
なにをさせても一流 (結婚以外)。
ドラマのセリフ 「潤吾の考えていることが わからなかった」など、女性陣のセリフは作家が女性に言われた言葉じゃないかな。天才は理解されにくい。
それにしても潤吾に 「ぼくは 言葉にだせないから 書いて表現する」と言わせたロマンチストはこの人か!
辻 仁成 著書 「白仏」「千年旅人」「冷静と情熱のあいだ Blu」「嫉妬の香り」「サヨナライツカ」「目下の恋人」「醒めながら見る夢」「真夜中の子供」 他多数
日韓コラボ小説 「愛のあとにくるもの」
「愛のあとにくるもの」 は、日本男性の潤吾目線で辻 仁成 著。
「愛のあとにくるもの~ホンの記憶~」は、韓国女性紅目線でコン・ジヨン著で、日韓のコラボ作品です。
辻作家は コラボ好きなのかな、他にも何冊か。独特の表現力で人気作家。
OST
ずーっと静かなメロディが流れて 眠気をさそう。こんな撮影シーンを見ると、スタッフ・キャストに頭が下がるけど。
※この動画は1′57、ネタバレ(キスシーン)あり
キャスト
※青が演じた役者で年齢はドラマ公開当時
主要キャスト
チェ・ホン(紅) ↘︎
韓国生まれ→少女期に日本で5年→韓国→日本留学→ソダム出版社の室長
- 父親 チェ・ハン(チョ・スンヨン)・・・ソダム出版社代表
- 母親 イ・ヨンソク(イ・イルファ)・・・ヒステリ?
- 妹 チェ・ロク(イ・ソヒ)
イ・セヨン 年齢31歳、身長163㎝
日本語うますぎーと評判になるだけある。それに最近 すごくキレイになったよね。演技力と日本語力で、今作のあらゆるシーンを支えてた。
出演作品 「花遊記<ファユギ>」「王になった男」「医師ヨハン」「メモリスト「カイロス〜運命を変える1分〜」「袖先赤いクットン」「ルール通りに愛して!」「烈女パク氏契約結婚伝」
青木 潤吾 ジュンゴ (ユノ) ↙︎
文学科の大学生→ 小説家
- 父親 青木琢兜 タクト(リリー・フランキー)・・・ジャズバー経営者
坂口健太郎 年齢33歳、身長183㎝
抑揚の少ないセリフ回しと 淡々とした表情(そういう役です!)にイライラネムネム。韓国のヘアメイク↙︎がカッコよぃ。
出演作品 「シグナル 長期未解決事件捜査班」「ごめん、愛してる」「東京タラレバ娘」「とと姉ちゃん」「重版出来!」「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「コウノドリ1.2.」
出典 「愛のあとにくるもの」 ©️Coupang Play
キム・ミンジュン
ホンの中学時代同級生→ 医師
ホン・ジョンヒョン 年齢34歳、身長183㎝
セクシーだよねー、彼が出演していると知って視聴意欲がわいたよ。出番がもっと多くてもよかったのに。
出演作品 「麗<レイ>〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」「王は愛する」「世界で一番可愛い私の娘」「絶対彼氏。」「恋の株価は上昇中!?」「私たちの人生レース」
出典 「愛のあとにくるもの」 ©️Coupang Play
小林 カンナ ↗︎
潤吾の元カノ→ 日本の編集者
中村アン 年齢37歳、身長161㎝
出番が中途半端でした。モデルかタレントかと思いきや 日本の主演級 女優とは、ビックリ!
出演作品 「SUITS/スーツ」「大奥 Season2」「約束 〜16年目の真実〜」「青島くんはいじわる」
パク・ジヒ(ミラム)↑・・・ホンの親友、作家
その他のキャスト
佐伯しづ子(小泉今日子)・・・京都で手作りの本工房経営、ホン父の初恋の人
一朗(深水元基)・・・東京家系一郎ラーメンの店主
キャストの感想
イセヨン、外国語でこれだけの演技をするって相当な努力。あまりに流暢な日本語に SNSで話題なの。発音が日本人とさほど変わらないのがすごい。
韓国でとても人気のある坂口健太郎。他の動画を見ていると、彼は韓国語を少し話せるはず、今作ではあまり披露しなくて残念。やさしい雰囲気が曖昧な性格の潤吾役にマッチしていました。
セリフで日韓の俳優が混じることで演技力の差が歴然とするのはどうなの🤔
でも、日韓コラボ作品は人気俳優を起用して、日韓自国ドラマファンの垣根を崩すのがいい。これで 日本の韓ドラファンが増えたら嬉しいもの。
画面を圧倒するリリーフランキー素敵でした。他のわき役は出番が少なく、主役2人に特化した恋愛ドラマ。
韓国っぽな 一郎ラーメン のスタッフが出てくると嬉しかったな。
最後に
大した事件もなく ゆったり進むロマンスと聞いて、これは そら豆の寝おち案件!
しかし、イセヨンと坂口健太郎なら〜と、おそるおそる見始めたら2話目でやっぱり😪熟睡、眠りのそら豆 裏切らない(相変わらず けしからん豆だよね)
「愛のあとにくるもの」 は 日本製作かと思っていたら Coupang Play クーパンプレイ のオリジナルドラマでした。つまり、これ韓国ドラマ。
とはいっても、スピーディなマクチャンや激情の復讐ドラマが好きな人には合わないです(そら豆 含む)。
「愛だと言って」「ある春の夜に」などのスローな情緒ロマンスが好きなかたにオススメします。今視聴中の 同僚マユ(健太郎ファン) は 「好きな感じ〜♡」と言ってますよ。
つまらないわけではなく、人によって 合う合わないがあるドラマってこと。2009年原作のロマンスだからか、なんだか古い感覚なのよね。
私も、5年間くすぶったすごい未練からは学びがあった。
女性目線で見るのと男性側の目線で見るのでは感想がちがうでしょう。
愛は理解 私は あまり理解できなかったけど、
★4(満点は★7)まあまあ面白かった?です。
参考文献
辻仁成 - Wikipedia
愛のあとにくるもの - Wikipedia
namu.wiki/w/사랑%20후에%20오는%20것들(드라마)
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